議会あいさつ

平成22年第3回相馬市議会9月定例会

2010-08-27

◆エム・セテック(株)相馬工場ガス漏れ事故

まず、昨夜20時59分に発生したエム・セテック社相馬工場内ガス漏れ事故について御報告申し上げます。
エム・セテック社において同時刻、塩化水度ガス漏れを覚知し、発生部署において当該装置を緊急停止し、21時10分に流出して空中に散布された塩化水素ガスに対する放水が開始されました。
21時17分に相馬消防署への緊急通報がなされ、また同22分には市の地域防災対策室長への通報がなされました。
市といたしましては、産業部長他2名をただちに現地に派遣し、市長への連絡のもと、21時30分に市対策本部を設置し緊急対応にあたりました。
塩化水素ガスの拡散情況といたしましては、消防署において21時45分の段階で塩化水素ガス濃度が0.9PPMであることを確認いたしましたが、なお、周辺地域への被害の状況調査と事故発生の周知と警戒呼びかけを開始することといたしました。
21時48分に生活安心緊急情報システムである一斉メールを発信し、また22時7分には消防車両による警戒警報を行っております。
22時35分には、市長として現場視察及び対策本部の指揮のため臨場し、県及び消防署と対策を協議し、周辺住民の安全を第一として対応する様、指示いたしたところであります。
その後、風下である原釜地区方向100メートル、500メートル、1,000メートル地点での塩化水素ガス濃度が0であることを踏まえ、23時30分に地域住民の方々に対し、工場に近寄らない限り安全である旨の周知をすることといたしました。
明けて本日2時45分、ガス漏れが鎮圧されたと判断し、3時に市対策本部を解散いたしております。
なお、このガス漏れ事故による人的被害の詳細な調査を行っておりますが、周辺住民の健康被害は現段階では報告されておりません。
しかし、エム・セテック社従業員の方で散水を担当された方が頭痛、寒気を訴えて、市内病院に救急搬送されましたが、担当医師によれば作業による脱水症状の可能性が強いとのことで、今後の症状の経過により、検証をしてまいりたいと考えております。
また、昨年の事故を踏まえての、市としての対策が今回有効に作動したかどうかについても、今後詳細に検証を重ねてまいる所存であります。
事故の原因につきましては、現時点では明確な状況の把握がなされていない段階ですが、今後あらゆる角度からの調査結果を踏まえて、市としても適切な対応をとってまいりたいと考えております。
以上、昨日のエム・セテック社の事故状況とその対応について御報告申し上げましたが、周辺住民及び従業員の安全確保の観点から、厳しく注視してまいる所存でありますので、議員各位の御協力をお願い申し上げます。

◆(株)KH相馬工場閉鎖

続いて、株式会社KH相馬工場の閉鎖に関して申し上げます。
去る8月10日、同社の代表取締役社長、相馬工場長の両名が市役所を訪れ、業績の悪化に伴い資金繰りが厳しくなったため相馬工場の閉鎖を決定し、8月5日をもって同工場の全従業員を整理解雇した旨報告を受けました。
市内の中堅企業である同社の工場閉鎖は、誠に残念であります。
市といたしましては、離職を余儀なくされた方々の再就職活動を支援するため、市内の主だった企業に連絡・訪問を行い、従業員受入れの協力を依頼いたしました。
また、8月13日よりハローワーク相馬と連携し、最新の市内の雇用情報を市ホームページに掲載いたしております。

◆重要港湾相馬港

続いて、重要港湾相馬港について申し上げます。
去る8月3日、国は来年度以降港湾施設を集中的に整備する「重点港湾」として、全国に103ある重要港湾の内から43港を選定しました。
県内では小名浜港が選定され、相馬港は残念ながら選定から外れることとなりました。
このことに伴い、相馬港4号埠頭の整備は、現時点では難しくなりますが、3号埠頭の整備は継続されることから、引続き早期完成を国及び県へ働きかけてまいります。
また、これまでと同様に、関係機関と連携して強力なポートセールスを行うとともに、相馬港の利活用を促進するうえで欠かせない阿武隈東道路の早期完成と霊山道路の早期整備着手を働きかけてまいります。

◆高齢者所在不明問題

続いて、先月末から相次いで発覚した100歳以上の高齢者所在不明問題に対する本市の対応を申し上げます。
市では、8月2日、3日の両日、各地区の民生委員と行政区長の御協力をいただき、本市に住民登録のある100歳以上の方の調査を行い、その結果10名全員の所在を確認いたしましたので、御報告を申し上げます。
市では、国の「100歳高齢者等関係調査」や、民生委員が年1回行なう「1人暮らし高齢者等に関する調査」を通して、高齢者の所在の確実な把握に努めることはもとより、今後とも声かけ訪問サービスなどの各種高齢者福祉施策により、この問題の根底にある「無縁社会」に対処してまいります。

◆宇多川上流への廃棄物処分場建設を許さない相馬市民大会

続いて、産業廃棄物処分場建設反対運動に関して申し上げます。
去る8月22日、「廃棄物処分場建設に反対する相馬市民の会」と共催で、『宇多川上流への廃棄物処分場建設を許さない相馬市民大会』を、約700名の市民の参加をいただき開催いたしました。
大会では、宇多川上流域の産業廃棄物処分場建設計画の現況説明に続き、いわき市の半沢美子氏と、宮城県村田町の佐藤正隆氏に、それぞれの処分場反対運動の取組についての講演をいただきました。
パネルディスカッションでは、「産廃処分場から環境と生活を守るために」をテーマとして、半沢氏をはじめ4名のパネリストと意見交換を行いました。
パネリストからは、実際に反対運動に携わった経験に基づく意見をいただき、実りある議論ができたものと考えております。
今後も、市民の方々と一致団結して、宇多川上流域への廃棄物処分場建設を阻止するために、あらゆる努力をしてまいります。

◆市民会館建設検討委員会

続いて、市民会館建設検討委員会に関して申し上げます。
新しい市民会館の建設候補地や施設のあり方等について協議を重ねてまいりましたが、去る7月15日に検討委員会から市に対して「建設候補地はカネボウ跡地とし、施設はコンサートの開催が可能となるように音響を充実させたもの、座席は、幅広くゆったりした椅子を導入し800から1,200席、外観は周辺の環境と調和の取れたものが適当」とする検討結果の報告がありました。 
市ではこの報告を基に、カネボウ跡地に収容人数約920名の市民会館を建設するという素案を決定し、実施設計を行うことといたしました。
今後は、限られた財源の中で、検討委員会の検討内容を最大限尊重しながら施設の建設を進めてまいりたいと考えております。

◆国勢調査

続いて、国勢調査に関して申し上げます。
本年10月1日を調査基準日として国勢調査が実施されます。
市では、広報紙等を通じ市民に対し周知を行っておりますが、本調査は、国や地方公共団体が各種行政施策を策定する際に基礎とするデータを得るための重要な調査でありますので、市民の皆様及び議員各位の御理解と御協力をお願い申し上げます。

◆相馬の海ウォーク&クリーンアップ大作戦

 続いて、「相馬の海ウォーク&クリーンアップ大作戦」についてご報告いたします。
本年は8月1日に、市民団体が主体となって開催した「きれいにしようそうまSEA」の一環として実施し、関係団体など市民約1,200名が相馬港や原釜尾浜海水浴場周辺の清掃活動を行いました。
なお、清掃活動後には、原釜太鼓やチアリーディングの披露、相馬港遊覧、海上保安部巡視船「なつい」の一般公開等の各種イベントが行われ、約3,000名の人出で賑わいました。

◆夏の観光関係

続いて、本年の夏の観光関係を申し上げます。
去る7月4日から5日にかけて、相馬光陽パークゴルフ場を活用したJR東日本水戸支社の企画商品である「パークゴルフと相馬満喫の旅」を利用し、関東地方を中心とする92名のお客様が本市を訪れました。
お客様には、パークゴルフのみならず、相馬中村神社での乗馬体験や県立自然公園松川浦の散策などを通して、本市の魅力の一端に触れていただいたものと考えております。
今後も関係機関へ積極的なPRを行い、本市のスポーツ施設を含む観光資源を活用した誘客を展開してまいります。

◆相馬野馬追祭

次に、7月23日から3日間にわたり、「相馬野馬追祭」が執り行われました。
本年は、相馬家第33代当主 相馬和胤公の名代として、私が6年ぶりに総大将を務めさせていただき、例年にない猛暑の中、宇多郷騎馬勢55騎と共に大役を務め、無事、凱旋することができましたことをご報告申し上げます。

◆海水浴と潮干狩り

次に、本年の海水浴と潮干狩りについて申し上げます。
本年は天候に恵まれ、海水浴客は、昨年の1.6倍となる約57,000人、松川浦潮干狩りは、昨年の1.2倍の31,000人となり、昨年を大きく上回る良好な結果となりました。

◆中村第一小学校上棟式

続いて、教育行政に関して申し上げます。
初めに、中村第一小学校校舎改築事業を申し上げます。
去る8月20日、児童や保護者ら約500人が見守る中、中村第一小学校上棟式を執り行ないました。
当日は、投げ餅を行った他、相馬胴突唄や餅つきを披露し、当地方に伝えられてきた建築文化を集まった児童に体験させることができました。
なお、工事は、来年2月の完成を目指して工程どおり進捗しております。

◆小学校屋内運動場の耐震化対策

次に、市内小学校屋内運動場の耐震化対策を申し上げます。
現在耐震補強工事を行なっている3校の屋内運動場のうち、日立木小学校の工事は去る8月20日に完了いたしました。
また、中村第一小学校は8月末日、八幡小学校は10月末の完成を目指して、両校とも順調に工事が進捗しております。
次に、学校教育について申し上げます。

◆相馬市小学校相撲大会

去る7月31日、本年で6回目となる相馬市小学校相撲大会を松川浦スポーツセンターで開催いたしました。
この大会は、相撲を通して競い合う楽しさを体験し、心身ともにたくましく礼儀正しい小学生の育成と相互の交流を深めることを目的に開催しております。
当日は、3年生から6年生までの約110名の児童が参加し、団体戦及び個人戦で練習の成果を競い合いました。

◆プール監視講習会

次に、学校プールの事故防止対策の一環として、6月28日から7月9日にかけて市内のプール設置校でプール監視講習会を実施いたしました。
講習会では、スポーツアカデミー相馬の真鍋昭由所長を講師に迎え、監視の仕方や薬品の管理等の指導を受けました。

◆第16回全国報徳サミット相馬市大会

続いて、10月22日、23日に開催する「第16回全国報徳サミット相馬市大会」について申し上げます。
去る8月9日、第2回実行委員会を開催し、大会までの準備の確認や大会当日の行事予定及びタイムスケジュール等を決定いたしました。
今日の地方自治体を取り巻く環境は、少子高齢社会や経済構造の変化、高度情報化など大きな変革の時期を迎えています。
加えて、長引く景気の低迷による財政的危機や雇用不安など、極めて厳しい状況下にあります。
このような時代だからこそ、我々は江戸時代末期に荒廃した農村や藩財政の再建復興に大きな成果を挙げた尊徳翁の「至誠」「勤労」「分度」「推譲」の訓えに心を励まし、困難な時代を切り開く知恵と勇気を持たなければなりません。
今回の「報徳サミット」を、先達の苦労と努力に思いを馳せながら、未来に向かって力強い地域づくり・人づくりを進める覚悟を新たにする機会にしたいと考えておりますので、議員各位にも是非ご参加いただきますようお願いいたします。

◆点字図書コーナーの移設と学習室開設

次に、点字図書コーナーの移設と学習室開設について申し上げます。
去る7月1日、これまで振興ビル一階に設置していた点字図書コーナーを振興ビル2階の図書館メインスペースへ移設いたしました。
これにより、点字図書コーナー利用者に対する職員による速やかな支援が可能となり、サービス向上につながるものと考えております。
また、これまでの点字図書コーナーのスペースには、児童・生徒等が自主学習等で利用できる学習室を開設いたしました。
学習室には学習机を20席設置し、利用時間を平日は午後7時まで、土日祝日は午後5時までとし、放課後や休日に集中して学習できる環境を整えました。
多くの児童・生徒がこの学習室を利用し、勉学に励んでいただきたいと考えております。

◆第16回スリーオンスリーバスケット大会

次にスポーツ振興に関して申し上げます。
去る7月4日、「第16回スリーオンスリーバスケット大会」を、スポーツアリーナそうまで開催いたしました。
当日は、市内小学校低学年からシニアの40歳代までの30チーム、120名の選手が参加し、技とチームワークを競い合いました。

◆第17回相馬市長杯市内小学校ソフトボール大会

また、去る7月19日、「第17回相馬市長杯市内小学校ソフトボール大会」を、相馬光陽ソフトボール場で開催いたしました。
当日は、小学校4年生から6年生までの11チーム、141名の児童が参加し、白熱したプレーが繰り広げられました。


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