議会あいさつ

平成22年第2回相馬市議会6月定例会

2010-06-14

まず、長年の市議会議員としての御功績により全国市議会議長会において表彰の栄に浴された波多野広文様、立谷耕一様の両議員に心から祝意と敬意を表します。
本表彰を契機に今後とも議員活動にますます御精励いただきますよう御祈念を申し上げます。
それでは、諸議案の提出に先立ち、その後の市政の経過等を御説明申し上げ、議員各位の御理解と御協力をいただきたいと存じます。

◆6月13日発生の地震への対応

初めに、昨日12時32分に発生した、福島県沖を震源とするマグニチュード6.2の地震への本市の対応を申し上げます。
本市において震度4.5の揺れを観測したことから、12時45分、災害対策本部を設置いたしました。
その後、市消防団、相馬消防署など、関係機関と連携を図り、厳重なる警戒体制のもと、市内の状況の情報収集や公共施設等の巡回点検を行いましたが、幸いにも、この地震による人的及び市民生活に支障を及ぼすような被害は確認できませんでした。
今後も、さらなる大震災に備え、市民のなお一層の防災意識の高揚に努めるとともに、市内各地区に結成されている自主防災組織との連携強化など、防災体制の充実を図ってまいります。

◆口蹄疫への対応

続いて、口蹄疫に関する本市の対応を申し上げます。
現在、宮崎県において被害が拡大中の口蹄疫については、大きな社会不安となっていることから、感染が本市に及ぶ危険を考慮し、5月31日、市内48戸の畜産農家全戸に防疫用消石灰をあらかじめ配布いたしました。
今後も、この問題による畜産農家の不安解消のため、関係機関と連携しながら対応してまいります。

◆行財政改革

続いて、行財政改革を申し上げます。
本市では、平成18年度から平成21年度までの4年間にわたり「第3次相馬市行財政改革大綱」に基づき、『事務事業の簡素・効率化』、『組織機構の見直しと人材の育成』、『行政の情報化・行政情報の透明化』、『財政の健全化の推進』の四項目を基本方針として行財政改革に取り組んでまいりました。
この度、平成21年度及びこれまで4年間の成果がまとまりましたので御報告をいたします。
初めに、平成21年度の成果を申し上げます。
昨年度は、経費削減策として、選挙事務の効率化、市三役の退職手当の削減、庁内のコンピューターシステム改修の一部を直営で実施する等により、約1億7千7百万円の経費削減を達成いたしました。
一方、自主財源確保のための市有地の処分等による収入額は約9百万円であり、経費削減額と収入額を合わせた平成21年度の効果額は約1億8千6百万円となりました。
次に、「第3次相馬市行財政改革大綱」の四年間の成果を申し上げます。
市は、この期間中にISO9001に適合する「相馬市行政経営システム」を構築し、PDCAサイクルに基づき事務事業の見直しを行うとともに、組織体制の見直し、定員管理や給与の適正化といった徹底した行財政改革に取り組んだ結果、約12億5千万円にのぼる効果をあげることができました。
さらに、財政シミュレーションの公表、職員研修の充実や他団体との人事交流による職員の意識改革等、その効果を数値化できない取組みと併せ、経営基盤の確立と行政サービスの質的向上に多大な成果をあげることができたものと考えております。
次に、「第4次相馬市行財政改革大綱」に関して申し上げます。
今日の社会情勢は、少子高齢化の一層の進展や経済構造の変化、高度情報化の進展など、大きな変革の時期を迎えております。加えて地方分権改革の流れは、国と地方の関係にも変化を促しており、我々基礎自治体が責任ある地方政府として地域経営を行っていくために、なお一層の自治体経営基盤の強化と行政サービスの質的向上が欠かせないものと考えております。
そのため市では、本市の行財政運営をとりまく厳しい環境を踏まえつつ、地域のことは地域で考え、決定し、自身の責任において行政サービスを実施し、事務事業を遂行するという自治体経営の理念のもとに、本年度から平成25年度までの4年間を実施期間とする「第4次相馬市行財政改革大綱」を策定いたしました。
今後も引き続き全職員一丸となって、積極的に行財政改革に取り組んでまいる所存でありますので、市民の皆様並びに議員各位の御理解と御協力を賜りたいと存じます。

◆相馬市民会館建設検討委員会

続いて、市民会館建設検討委員会に関して申し上げます。
去る5月10日、新しい市民会館の施設のあり方や建設候補地等を協議するため、行政区長をはじめとする市内各種関係団体の代表31名の委員で構成する、相馬市民会館建設検討委員会を設置いたしました。
今後は、過日実施した市民会館建設に関する市民アンケート等を踏まえ、将来世代の検証に耐えうる市民会館の建設に向けて協議を重ねてまいりたいと考えております。

◆住民票等のコンビニ交付サービス

続いて、住民票等のコンビニ交付サービスに関して申し上げます。
去る4月6日から、住基カードを利用して住民票の写しと印鑑登録証明書をコンビニエンスストア「セブン・イレブン」において受取ることができる新たな行政サービスを開始いたしました。
これに合わせ、去る3月18日から、このサービスを利用するために必要となる住基カードを無料で交付しており、6月10日の段階で284名が新たに取得しております。
今後、このサービスのPRと住基カードの普及に努めてまいります。
なお、このサービスは、5月31日から全国の「セブン・イレブン」において利用が可能となりましたので御報告を申し上げます。

◆相馬市消防団協力事業所認定制度

続いて、相馬市消防団協力事業所認定制度を申し上げます。
この制度は、本市消防団の活動に協力している事業所等の社会貢献を広く広報することで、消防団員が企業の中で活動しやすい体制をつくり、消防団員の確保と地域の防災力を強化するため創設したもので、本年4月1日から施行いたしました。
今般、市内2社から認定申請があり、審査の結果、認定基準に適合しておりましたので、去る5月21日、2年間有効な認定証を交付いたしました。

◆子ども手当

続いて、子ども手当について申し上げます。
今年度から始まりました、子ども1人当たり月額1万3千円の子ども手当、4月及び5月の2カ月分を、去る6月8日及び10日に支給いたしましたので御報告を申し上げます。

◆2級ホームヘルパー養成講座

続いて、2級ホームヘルパー養成講座を申し上げます。
介護に対する市民の理解を深め、介護人材の育成を図ることにより、市民が住み慣れた地域で安心して暮らせる環境を整えるために開催するもので、今年度は1講座20名の定員で、8月6日から11月16日までと、12月21日から3月29日までの2講座の開催を予定しております。
なお、6月15日から第1回目の講座の受講生を募集いたします。

◆パークゴルフ場を活用した商品(パークゴルフと相馬満喫の旅)

続いて、観光行政を申し上げます。
相馬光陽パークゴルフ場を活用した旅行商品の開発に向け、これまでJR東日本水戸支社に働きかけてまいりましたが、この度「パークゴルフと相馬満喫の旅」という企画が実現いたしました。現在、姉妹都市である流山市をはじめ、首都圏の自治体に向けて積極的なPRを行っております。

◆春の観光関係

次に春の観光関係を申し上げます。
本年の和田観光イチゴ園の来場者数は、25,971名であり、昨年に比べ2,547名の減となっておりますが、売り上げにおいては、昨年を若干上回っており、厳しい世相の中で関係各位の営業努力の成果が表れたものと考えております。
一方、4月18日にオープンした松川浦「潮干狩り」は、ゴールデンウィーク期間に潮と天候に恵まれたこともあり、入場者は5月末の段階で、昨年同時期に比べ、6,601名増の23,751名を数えております。
また、5月5日の「道の駅そうま」におけるこどもの日イベントには、市内外から約1,000名の来場者がありました。
特に、宇多郷騎馬会の協力のもと実施いたしました乗馬体験では、約200名の子供たちが馬との触れ合いを楽しみました。

◆農林水産関係

続いて、農林水産関係を申し上げます。
初めに、水稲の生育状況を申し上げます。
今年は、育苗期である4月の日照不足と低温の影響で苗の発育が遅れ、例年に比べ1週間から2週間程度遅い田植えとなりました。
しかしながら、田植え以降天候が持ち直したことから、苗の活着もよく現在のところは平年並みの生育状況に回復しております。
次に、本年度から始まった、「米の戸別所得補償制度モデル対策」への加入申請状況について申し上げます。
6月10日の段階で市内1,750戸の農家のうち、1,158戸の農家から申請されておりますので、御報告を申し上げます。
次に、水産関係を申し上げます。
去る3月28日、相馬原釜地方卸売市場増設工事の竣工式が執り行われました。
今回の増設工事により、これまでに比べ水産物の鮮度保持機能や衛生管理水準の向上が図られることから、漁業経営の安定に寄与するものと期待をしております。

◆情報取得コーナー開設

続いて、情報取得コーナー開設について申し上げます。
去る4月6日、市内企業あるいは市内企業を訪れたビジネスマンが、無料でインターネットを利用し、情報収集・整理をすることができる情報取得支援コーナーを、振興ビル一階ロビーに開設いたしました。
このコーナーには専用デスクを三台設置し、うち備え付けのパソコンを一台、持ち込んだパソコンが接続可能なLANケーブルを二台分用意しております。
開設後約二カ月が経過し、6月10日までに83名の利用がございました。

◆緊急雇用対策事業

続いて、緊急雇用対策事業を申し上げます。
市では、厳しい雇用情勢に対応し、市民生活の安全安心を確保するため、雇い止めなどにより離職を余儀なくされた方を対象として、平成21年1月から市が直接雇用を行う緊急雇用対策事業を行ってまいりました。
6月10日時点での雇用者数は、事務補助員が29名、遺跡発掘や市道側溝清掃等の美化活動で51名、合計80名にのぼっております。

◆学校教育関係

初めに、学校教育について申し上げます。
市が、市内小・中学生の全国的な学力水準を把握するため、平成10年度から実施している全国標準学力検査の昨年度の結果がまとまりましたので御報告をいたします。
本市の小学生は、平成16年度から6年継続して全学年が全教科で全国平均を上回り、また、中学生は、2年生が全教科で全国平均を上回り、1年生が5教科中3教科、3年生が5教科中4教科で全国平均を上回りました。
今後とも、本市児童・生徒の確かな学力の向上のため、小・中・高連携を重視した各種学力向上施策をさらに推進するとともに、きめ細かな教師への指導助言や教育実践センターでの各種研修会の実施により教師の授業力の向上等に努めてまいります。

◆校舎並びに屋内運動場耐震化対策

次に、市内小・中学校校舎並びに屋内運動場の耐震化対策を申し上げます。
去る3月25日、中村第一中学校音楽棟の耐震補強工事が完成し、市内小・中学校校舎の耐震補強工事は、すべて完了いたしました。
屋内運動場の耐震補強工事は、3月31日に日立木小学校及び中村第一小学校、5月31日に八幡小学校を発注いたしました。完成は、日立木小学校及び中村第一小学校は本年8月中、八幡小学校は本年10月中を予定しております。
また、3月25日に着工した中村第一小学校校舎改築事業は、地盤改良工事が終了し、現在基礎工事を行っており、順調に進捗いたしております。

◆報徳サミット・中村開府400年祭記念行事

続いて、生涯学習関係を申し上げます。
はじめに、去る5月13日、「第16回全国報徳サミット相馬市大会実行委員会」設立総会を開催し、実行委員の皆様に開催要項等について御協議をいただきました。
今後、10年振りに本市で開催される報徳サミットの成功に向け、実行委員会の方々や関係機関と連携しながら準備を進めてまいります。
次に、「相馬中村開府400年祭」について申し上げます。去る5月12日に「相馬中村開府400年祭記念行事実行委員会」設立総会を開催し、行事の日取りと内容の概略を協議いたしました。
まず、平成23年4月16日には、市民会館と中村城跡等を会場に式典と記念講演を行うとともに、古武道演武や騎馬行列、さらには満開の桜の中で歴史をしのびながらの直会を予定しております。
また、同年11月には相馬中村城に関する歴史シンポジウムの開催を計画しております。
併せて、本年7月23日には相馬中村開府400年プレシンポジウムとして「近江商人から見た相馬中村城下町」を開催いたします。

◆歴史民俗資料館企画展

次に、歴史民俗資料館企画展を申し上げます。
本年度の第1回企画展を「江戸時代の相馬野馬追のすがた」をテーマに、7月13日から9月12日まで開催いたします。
今回は、修復が完成した「相馬野馬追絵巻」を全面展示するほか、市史編さんのための調査で確認された資料や甲冑、馬具、指旗等の展示を予定しており、相馬野馬追についての理解を深める一助となるものと考えております。

◆光陽地区スポーツ施設整備・松川浦大橋ふれあいマラソン大会

続いて、スポーツ行政を申し上げます。
昨年度、整備に着手した「相馬光陽ソフトボール場 わいわい広場」は本年11月、「相馬光陽パークゴルフ場」コース増設並びに「光陽地区サッカー場」は平成23年4月のオープンを目指し、順調に工事が進捗しておりますので御報告をいたします。
次に、本年度で第16回目を迎える「松川浦大橋ふれあいマラソン大会」は、去る5月27日に開催した第1回実行委員会において、来る10月3日に開催することに決定しましたので御報告をいたします。

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