議会あいさつ

平成20年第5回相馬市議会12月定例会

2008-12-01

本日、平成20年第5回相馬市議会12月定例会を招集いたしましたところ、議員各位には全員のご出席をいただきましたことに御礼を申し上げます。

◆固定資産税課税誤謬
はじめに、固定資産税等の課税誤りの件をご報告いたします。
市は、本年2月より行政サービスの質のさらなる向上と事務事業の精度を上げるため、ISO9001を運用しPDCAサイクルによる業務の検証作業を進めてまいりました。
この取組みの中で、固定資産税賦課システムの土地と家屋のデータ処理について現地調査等を含めた確認作業を行なった結果、昭和57年度以降に固定資産税を賦課している住宅用地について課税標準額を軽減する特例措置の適用漏れがあることが判明いたしました。
その後、これら不適切な税徴収に対する精査を厳格に行い、情報開示の精神に基づき、去る11月27日に記者会見の上、公表したところであります。
つきましては、既に納税いただきました皆様の経済的不利益を弁済するため、利息相当額を加えた昭和57年度以降の固定資産税過誤納金10,466,700円、さらに関連する国民健康保険税過誤納金1,422,080円を27名の納税者の方々に返戻するための作業を進めております。
今後とも、ISO9001に基づく再精査を進め、再発防止策も含めて事務の精度向上に努めてまいる所存であります。 
しかしながら25年間、不適切な課税方法を継続してきたことに対しては、誠に遺憾であり、市民の皆様及び議会に対し、お詫びを申し上げるものであります。

◆自民党道路調査会
続いて、去る11月14日、自民党道路調査会において、道路特定財源の一般財源化に関するヒアリングに出席し、道路整備促進期成同盟会全国協議会並びに地方の市町村長を代表し、地方の立場からの意見を申し上げてまいりました。
道路特定財源の一般財源化に関する私の意見といたしましては、「目的税である道路特定財源を一般財源化し、福祉や環境に使途を広げることは、到底、納税者の理解を得ることはできない。また、地方の道路整備を推進する趣旨で配分されている地方道路整備臨時交付金制度は、地方にとって非常に使い勝手の良い制度である。この制度が廃止されるとしても地方交付税ではなく、道路整備に使途を限定した交付金として地方に配分されなければ困る」との主張をしてまいりました。
質疑応答の中で、多くの国会議員の皆様のご理解を得られたものと考えております。

◆相馬市外部評価委員会
続いて、外部評価委員会の設置関係を申し上げます。
このたび、市民公募者と学識経験者の第三者で構成し、事務事業の評価を行なう相馬市外部評価委員会を設置いたしました。
今後は、外部評価とISO規格に基づく行政経営システムの内部評価を受けて事務事業を継続的に改善し、行政サービスの質の向上に資してまいりたいと考えております。

◆流山相馬ふるさと振興公社
続いて、相馬ユートピア関係を申し上げます。
去る3月末に閉鎖されました相馬ユートピアの管理運営会社である株式会社流山相馬ふるさと振興公社の臨時株主総会が去る9月25日流山市において開催され、財産処分方針を含めた振興公社の清算について流山市と合意に至りました。
なお、流山相馬ふるさと振興公社への出資金300万円は、9月26日に配当金と併せた精算金として3,106,741円を一般会計に歳入いたしております。
また、10月7日付けで清算結了登記を終えた旨の報告を流山市より受けておりますのでご報告いたします。

◆企業立地関係
続いて、企業立地関係を申し上げます。
相馬中核工業団地西地区に、このたび、東京都に本社を置くコスモ精機株式会社の立地が決定し、去る10月30日、「工場操業に関する基本協定」を締結いたしました。
株式会社IHIの関連企業である同社の計画では、平成21年2月の操業開始を目指しております。また、当面は、IHI相馬工場第四加工棟内において航空機エンジンと宇宙機器の機械加工部品の製造等を行なうこととなっておりますが、同社の本格的な生産拠点の整備は、今後、状況に応じて行なっていくこととしております。
次に、中核工業団地西地区で操業中の株式会社IHIキャスティングス相馬工場は、積極的に障害者を雇用するなど地域の雇用機会の拡大に貢献していることを踏まえ、市として、ふるさと企業大賞に推薦したところ、去る10月30日、総務大臣において同賞を受賞いたしましたのでご報告申し上げます。

◆農政関係
続いて、農政関係を申し上げます。
農林水産省が公表した稲作作況指数は、全国平均が102の「やや良」、福島県平均が100の「平年並み」、浜通り平均が97の「やや不良」となっております。
一方、果樹のうち日本梨の出荷状況は、出荷量が約1,115トンで前年比1.27倍、出荷額が約2億円で前年比0.82倍となっております。

◆第27回相馬民謡全国大会
続いて、観光物産関係を申し上げます。
去る10月11日から2日間にわたり開催した第27回相馬民謡全国大会では、ジュニアの部には14名が、一般の部には神奈川県をはじめ全国各地から168名が出場いたしました。
ジュニアの部では「相馬流れ山」を唄われた飯館村の西川茜衣梨さんが、一般の部では「相馬長持唄」を唄い上げた相馬市の高橋弘子さんがそれぞれ優勝の栄冠に輝きました。関係団体各位のご支援とご協力に深く感謝を申し上げます。

◆市民まつり
次に、10月26日に開催した市民参加型のイベントとして誰もが楽しめる「第8回そうま市民まつり」では、幼稚園、桜丘小の鼓笛隊や相馬東、相馬高校生による吹奏楽と太鼓などのアトラクションをはじめ、各種サークルや立地企業による製品の展示、JAそうまと相馬ナベの会による相馬汁の試食コーナーのほか、恒例となっております北海道大樹町の物産販売なども行われ、約25,000人の人出で賑わいました。
今後とも、本市産業振興のため、市民まつりの更なる充実に努めてまいりたいと考えております。

◆美味いもん相馬フェア
次に、「行ってみたい、泊まってみたい、住んでみたいところ、ふるさと相馬」を広くアピールし、特産物の販路拡大を目的として、9月14日には豊頃町で、9月21日には大樹町で「相馬市物産展」を開催いたしました。また、9月27日には、福島市四季の里で、11月1日には、流山市民まつりにおいて、JAそうま、相馬民謡同好会などの協力を得て「美味いもん相馬フェア」を開催いたしました。それぞれのイベントにおいて、カレイ、ホッキ、ツブ貝などの浜焼きや豊水、新高梨などの相馬の特産品の販売を通じ、本市をPRいたしました。

◆中村城跡内堀等に異常発生した水草対策
続いて、中村城跡の内堀等に異常発生した水草対策を申し上げます。
南米原産で繁殖力が強いオオカナダモが本年度、内堀と中掘一面に大量に発生いたしました。
水中の窒素、リンなどを吸収し酸素を供給するなどの水質浄化を行なう反面、冬季は水中で腐敗し水質悪化を引き起こすなど環境への影響が懸念されたことから、専門家と駆除方法等を協議し、去る11月10日よりオオカナダモの除去作業を行なっております。

◆地域ふれあい敬老会
続いて、高齢者福祉行政を申し上げます。
9月15日、20日、21日の3日間にわたり、市内9つの地区で開催いたしました「地域ふれあい敬老会」では、昨年を大きく上回る761名の市民の参加がありました。

◆全国学力・学習状況調査
続いて、教育行政を申し上げます。
初めに、学校教育関係を申し上げます。                  
去る4月、小学6年生と中学3年生の児童生徒を対象に実施した全国学力・学習状況調査の結果のうち、小学校6年生の学力の知識・技能の定着については、国語、算数ともに全国レベルと同程度であり、おおむね身に付いていると判断されるものの、知識・技能を活用する力については、若干低い傾向にありました。また、中学校3年生の国語と数学の学力は、知識・技能の定着と知識などを生かして問題を解決する力が課題であることが明らかになりました。
また、学習状況調査アンケートでは、規範意識が高く、規則正しい生活をしている児童生徒の正答率が高いことが確認されました。
これらの結果を踏まえ、今後は、新学習指導要領の趣旨を踏まえた授業の質の向上と家庭学習の習慣化や学習意欲の高揚を図り、もって学力の向上と学校教育の充実に努めてまいりたいと考えております。

◆相馬市総合美術展覧会
続いて、生涯学習関係を申し上げます。
11月14日から16日までの3日間、スポーツアリーナそうまにおいて、幼児・児童・生徒作品展と合同で開催した市総合美術展覧会では、一般の部が絵画、彫塑、工芸、書、写仏、写真の部門で297点、高校生の部が絵画、書、写真の部門で50点、幼児・児童・生徒の部が習字と絵画817点の合計1,164点の作品が展示されました。また、姉妹都市文化交流として大樹町、豊頃町から写真部門にそれぞれ10点の作品が出展されました。
期間中、市民をはじめ多くの皆様にご来場いただいたことから、市民の生涯学習活動の充実と市民文化の振興に寄与できたものと考えております。

◆名誉市民・佐藤玄々展
次に、名誉市民佐藤玄々の生誕120年を記念し、10月1日から11月29日まで開催した歴史民俗資料館第2回企画展、佐藤玄々展は、彫刻や画書など81点の作品を一般公開し、市内外から1,600名を超える入館者がありました。
  また、10月18日、市コミュニティセンターにおいて、佐藤玄々の研究家である福島県立美術館増渕鏡子氏による文化講演会を開催いたしました。

◆2008松川浦大橋ふれあいマラソン大会
続いて、スポーツ行政を申し上げます。
初めに、去る10月5日に開催した「2008松川浦大橋ふれあいマラソン大会」では、市民をはじめ多くのマラソン愛好者など、全国から前年を上回る2,123名の参加をいただきました。今大会は、天候にも恵まれ、ボランティアスタッフ485名の熱心な活動により、無事終了することができました。ここにご支援、ご協力をいただきました各関係団体の皆様に対しまして深く感謝を申し上げます。

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