議会あいさつ

平成19年第4回相馬市議会9月定例会

2007-09-10

本日、平成19年第4回相馬市議会9月定例会を招集いたしましたところ、議員各位には全員のご出席をいただきましたことに御礼を申し上げます。
ここに諸議案の提案に先立ち、その後の市政の経過等についてご説明申し上げ、議員各位のご理解とご協力をいただきたいと存じます。

◆(台風9号の被害状況)
初めに、9月7日福島県中通りを通過した台風9号の被害状況等についてご報告いたします。
6日午後6時15分発令された大雨・洪水警報と同時に警戒配備体制を敷き、消防団、消防署、警察署など関係機関と連携し、担当者総出による警戒のもと台風の状況を注視いたしました。
この台風9号により、住宅6棟で床下浸水、市道38路線で路肩崩落や路面洗掘、倒木などにより市民生活への影響があったほか、日本梨の落下や水稲の倒伏など農産物の被害も確認されております。
なお、詳しい被害状況や被害額については、現在調査中であります。

◆(台風4号の被害状況)
次に、去る7月15日の台風4号では、総雨量が157ミリに達し、住宅一棟が床下浸水の被害を受けたほか、地蔵川取水堰をはじめ農用地17箇所で法面等の崩落が発生、林道13路線、市道62路線で路肩崩落や路面洗掘等の被害を受けました。
なお、災害復旧にあたっては、農用地2箇所を「農用地等災害復旧事業」として国に対し要請いたしており、地権者による自主復旧を除く、災害復旧費用約3,024万円を本議会補正予算に計上いたしております。

◆(山元町沿岸へ座礁した貨物船)
次に、宮城県山元町沿岸へ座礁した貨物船の経過等について御報告いたします。
積荷の石炭等の撤去作業が8月7日に完了しておりますが、これから台風が押し寄せる時季であることから、サルベージ会社では、高波の影響で作業を中断する機会が増えることなどを考慮し、船体撤去作業を中止しております。
市といたしましては、漁業の保護と自然環境等の保全のため、船体の早期撤去の要請書を提出するなど、今後も関係機関と連携しながら、事案の早期解決に向け鋭意取り組んでまいりたいと考えております。

◆(相馬市防災訓練)
次に、去る9月2日実施した相馬市防災訓練について申し上げます。
第7回目となる本年は、大野地区を会場に地域住民の皆様をはじめ、22の関係機関・団体から合わせて約1100名の参加を得て実施いたしました。
「震度六弱」の地震発生による家屋の倒壊等を想定し、発災対応型訓練、自主防災組織での地域安全確認訓練、避難誘導訓練、初期消火訓練、また、陸上自衛隊福島駐屯地からの協力による緊急輸送、災害復旧訓練などを本番さながらに実施いたしました。
ご協力をいただきました関係機関・団体に対しまして心から感謝を申し上げ、ここにご報告いたします。

◆(工場立地に関する基本協定)
続いて、企業立地関係について申し上げます。
このたび、中核工業団地西地区に玉野副霊山で事業を行なっている有限会社大橋工業の立地が決定し、去る7月12日、「工場立地に関する基本協定」を締結いたしましたので御報告いたします。
同社の立地計画では、同団地西地区G―3区画約4,500平方メートルの土地を取得後、建築面積約300平方メートルの工場建屋を建設着工、平成20年1月の操業開始を目指しております。
事業内容は、ジェットエンジン関連の鋳物の加工研磨等であり、雇用予定従業員数は約30名である旨の説明がございました。
なお、東地区F―2区画に進出した株式会社ビッグレンタルは、新店舗が完成し、8月6日に営業を開始いたしております。

◆(農政関係)
続いて、農政関係について申し上げます。
水稲の状況についての相双農林事務所及び県農業総合センタ―浜地域研究所の予想によれば、ひとめぼれが今月下旬頃、コシヒカリは来月上旬頃が刈取適期とされております。また、作柄概況については、平年並が見込まれているものの、8月の猛暑の影響により高温障害による米の品質低下が懸念されております。
一方、果樹のうち日本梨については、平年並みの作柄となっており、八月下旬から出荷作業が開始されております。

◆(観光物産関係)
続いて、観光物産関係について申し上げます。
7月23日から3日間にわたり開催された相馬野馬追では、相馬家第33代当主相馬和胤公ご次男陽胤君を総大将に、我が宇多郷騎馬48騎が勇壮に威風堂々の出陣を果たし、戦国絵巻が繰り広げられました。
また、7月23日には道の駅そうま体験実習館において、相馬野馬追の日イベントを開催し、「野馬追指旗展示会」や「ちびっこ落下傘争奪戦」、相馬民謡同好会による「相馬民謡と踊りの披露」を実施し、さらに、「磯部風ホッキご飯無料サービス」を行い、市民をはじめ多くの来場者の皆様に相馬の海の味を堪能していただくことができました。
なお、今年の夏の観光客数は、海水浴客が昨年を大きく上回り約50,000人、潮干狩り客は、約32,000人でした。

◆(桜丘小学校プールにて発生した死亡事故)
続いて、教育関係について申し上げます。
初めに、桜丘小学校プールにて発生した死亡事故について申し上げます。
去る8月9日午後2時24分頃桜丘小学校プールで遊泳中の児童が溺れ、搬送先の病院で死亡する事故が発生いたしました。
阿部成秀君の御冥福をお祈りするとともに、ご家族、ご親戚の皆様に謹んで哀悼の意を表する次第であります。
市としたしましては、このような事故を二度と起さぬよう学校プールの管理体制の充実強化を図るとともに、市立幼稚園、小・中・養護学校の全教職員を対象に心肺蘇生法とAED使用の習得を目的とした相馬消防署主催による普通救命講習会を実施いたしております。
また、心肺停止など不測の事態に迅速に対応できるよう市内小・中・養護学校にAEDを今月中に設置するべく準備を進めております。

◆(飯豊小学校屋内運動場改築事業)
次に、平成18年度から2ケ年継続事業として進めて参りました飯豊小学校屋内運動場改築事業は、7月末に竣工し2学期より使用を開始しております。

◆(教育文化センター博物館第1回企画展)
続いて生涯学習関係について申し上げます。
相馬中村層群研究会の御協力を得て7月21日から9月7日までの約1ヵ月半にわたり「水の惑星で栄えた生きものたち」と題して開催した教育文化センター博物館第1回企画展は、相馬地方の生き物たちや自然環境の移り変わりを探ることをテーマとし、約5億年前の古生代に生息していた三葉虫をはじめ、中生代のアンモナイトや恐竜などの足跡、植物、貝などの化石約300点を一般公開し、市内外から約1,000人の入館者がありました。
なお、11月に開催予定の第2回目の企画展は「相馬の御仕法」をテーマに準備を進めております。


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