議会あいさつ

平成17年第4回相馬市議会臨時会

2005-08-09

平成17年第4回相馬市議会臨時会 市長あいさつ(要旨)

本日、平成17年第4回相馬市議会臨時会を招集いたしましたところ、議員各位には全員の御出席をいただきましたことに御礼を申し上げます。

それでは諸議案の御提案に先立ち、相馬市振興公社に関する経過等について御説明申し上げ、議員各位の御理解と御協力をいただきたいと存じます。

株式会社相馬市振興公社の経営破たん問題につきましては、去る5月27日の議会全員協議会並びに6月定例会において、議員各位に対し現状を御説明申し上げ、市としての対応策の方向性について御協議いただき、「支援する方向で検討すべき」旨の御意見をいただいております。
さらに文化団体連絡協議会をはじめとした各種市民団体から公社存続に関する要望書が提出され、加えて公社存続を求める9,463名の署名簿が提出されたところであります。

一方、振興公社の株主総会並びに7月27日の取締役会においても、破たん回避に必要な財政支援のための融資、さらには振興ビルの利活用の拡大などの支援に関する要請がなされております。
市といたしましては、市民の代表である議員各位をはじめ多くの市民の皆様の御意見を重く受け止め、法令並びに財務会計に関する有識者からの助言を踏まえ、さらに他市町村の事例を参考に振興公社に対する支援策について慎重に検討を重ねた結果、振興公社が持つ役割や公共性、倒産した場合の市民生活への影響、さらには設立経緯などの道義的責任から、振興公社が安定的に経営できるような経営支援を行なう必要があると判断をいたしました。

具体的な経営支援については、振興公社の安定的な経営を可能とし、市にとって最もリスクが少なく、かつ支援額が最少となる11億3千万円を本年度に一括して無利子で貸付けるものであります。
なお、貸付にあたっては、振興公社の後年度の安定的経営を担保し、かつ公共性の高い施設である振興ビルの建設の際の金融機関からの借入金を償還する財源であることから、有利子は馴染まないものと判断し、他の借入金の償還が完了する平成27年度から20年賦の返済とするものであります。

さらに、平成16年度より市立図書館や駅前行政サービスコーナーが振興ビルにオープンしたことで、中心市街地である駅前地区に新たな人の流れと賑わいが創出されていることから、振興ビルを中心とした商店街のさらなる活性化を図るため、振興ビル1階及び7階フロアの空きスペースを新たに借り増しするものであります。
借り増しスペースの具体的な利活用策として、1階フロアには「点字図書翻訳事業」で整備する点字図書等を活用した「点字図書閲覧コーナー」を、駅前行政サービスコーナー前面のスペースには、多くの市民が憩い集える場として、かつ、市外からの来館者等に対し観光情報をはじめとした市政に関する情報を提供するための「市民サロン」を新たに設置いたします。

さらに、商工会議所から、かねてより相談をいただいておりました中心市街地の空き店舗対策など、新規起業に意欲のある事業者への支援・育成のための「チャレンジショップ」を新たに開設するなど、商工業の振興にも寄与して参りたいと考えております。

また、7階フロアの「多目的ルーム」は「市民ギャラリー」とし、使用料をこれまでの「多目的ルーム」の使用料より安価に設定するなど、多くの市民が気軽に利用でき、かつ市民の芸術・文化活動の拠点として活用して参りたいと考えております。

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