市長エッセー

ドクハラ

2003/06/06

ドクターハラスメントという新語。
セクハラの医療版、つまり病院でお医者さんの言い方や態度に傷つけられること。

医療はサービス業だから、サーバーつまり奉仕者とそれを受ける側の関係が成立することが基本である。だからもしもお医者さん側が「治してやってる」という気持ちを少しでも持ったらおしまい。
あくまでもサービスをすることによって自分の所得があるんだから、いいかえれば「人の不幸で飯を食っているんだから」というぐらいの気持ちでいれば無難である。

ところが。
ホテルのドアマンとの違いは、サービスを受ける側の要求水準に制限がないことである。たとえば「あなたのこの病気には治療法がない、だから痛くともそれなりに暮らしていくしかないですよ」ということを説明するのに、一歩間違えばドクハラにされてしまう。
インフォームドコンセントの必要性はいうまでもないが、受け取り方によって「傷つけられた」と言われるとしたら、患者さんに対する説明も、できれば言いづらいことは避けたほうが無難。

これは方法はひとつしかない。お医者さんは人間関係がうまくいってないか、いきそうもない患者さんには下手な話はしないで大学病院ででも説明してもらうよう手配したほうがいい。
患者さんも病院の態度や説明の仕方に不満があったら迷わず別な医療機関をあたったほうがいい。

なにやらせちがない話になったが、ひとつの方法として、何も病院でなくとも何時でも親身になって相談に乗ってくれる身近な先生をつくっておけばいいのだ。 ホームドクターのよさがここにあります。

最初から横柄な先生は論外ですから、そういう先生を相手にしないことは勿論です。

 

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