市長エッセー

城代家老

2003/03/28

6年生の女の子たちが育てた花を持って市長室を訪問にきた。そこで問題をひとつ。

江戸時代、相馬藩のお殿様は参勤交代で半分は自国(相馬藩)に居なかった。そこで城代家老を置いた。この家老の仕事は、領主ではないからあくまで藩主の代理決済である。当時のことであるから通信も思うに任せずひとりで悩みながら決断したこともあったろう。

私は市長は城代家老のようなものだと思っている。予算のうち私個人の金は一銭もないし、すべての判断は領主の代理決済である。しかし現代、お殿様は相馬藩主の末裔ではない。シンボルとしての和胤公を、私自身ご尊敬申し上げているが、彼は領主ではない。
では今の時代の領主、お殿様はだれでしょう。

同行の先生は私は国民主権という言葉はおしえましたけど、とおっしゃっていたけれど、正解者はいなかった。
多分親たちにもおじいちゃんたちにも、その意識がないからだろう。
情報公開の貧弱さを垣間見る思いがした。

で、正解は。
市民であり、納税者であるあなたです。

 

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