市長エッセー

介護保険は戦い

2002/12/06

施行後、早いもので三年目を迎えている。第二次の介護保険計画の策定作業中であるが、実際に事業に関ってきたものとして、これからの事業に注文をつけたい。

介護保険は手段である。老後の不安や実際の介護に関しての最低限度のアシストをするための制度であって、決してこれですべてが解決できるわけではない。社会保証体制(ボランティアを含む)と医療制度、個人の生きてきた過程や現在の家庭状況のなかで、介護保険制度を活用することによってより安心で人間的な老後を送ること。したがってその地域の老人福祉制度のグランドデザインの中で如何に有効活用するかが問題であり、そのためにはグランドデザインそのものをしっかり組み立ててゆかなければならない。地域によって考えも方法も異なるとしたら、私たちはどのように自らの老後の安心を企画するか。

これはもう、地域間競争である。

 

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