市長エッセー

読書

2002/11/22

日本人が本(活字からひとの考えを汲み取ること)を読まなくなってから久しいという。実際メディアの発達がこれを阻んでいるのだろうが、活字から情景や状況を想像し自分なりの世界を作ることが下手になってきているようだ。しかしそれより困るのは適切な表現と伝達に支障をきたしていることだと思う。行政では特に困る。表現に対し責任をもたなければいけないからだ。

決定したこと、考えていること、取り組んでいること、働きかけるべきことなどに優先順位をつけ、その思考過程を共有すること。書き手と読み手の双方の能力がこれをはじめて可能にするのである。

相馬市の子供たちに本を読ませたい。図書館の整備は勿論大切なことであるが、知識欲とか読書欲を涵養することが大事だと思う。相馬藩の歴史とか、二宮仕法の苦労と成果とか、題材はいくらでもあるのに。

 

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