相馬港あれこれ
相馬にある港は国際港です。
外国から原木や石炭などが輸入され、自動車などが輸出されていきます。
日本と外国とをつなぐいわば海の玄関のような役割を果たしています。

 

港(みなと)の役割(やくわり)

 日本はまわりを海に囲(かこ)まれた島国(しまぐに)です。
 そんな日本にとって、海上(かいじょう)輸送(ゆそう)は大変(たいへん)重要(じゅうよう)な役割を果(は)たしています。
 そして、その海上輸送に欠かせない基地(きち)が「港」です。私たちの暮(く)らしに必要(ひつよう)なエネルギー(石炭(せきたん)、ガスなど)や食料品(しょくりょうひん)など外国貿易量(ぼうえきりょう)の99.8パーセントは「港」をとおして輸入されています。

 

相馬港(そうまこう)の役割(やくわり)

相馬市と隣(となり)の新地町(しんちまち)にある港が「相馬港」です。
 「相馬港」は年間約550万トンの国内外貨物(がいかもつ)を取り扱っています。外国から輸入される貨物(かもつ)のほとんどが石炭(せきたん)です。輸出(ゆしゅつ)は自動車(じどうしゃ)や金属(きんぞく)くず、タイヤチップがあり、移入(いにゅう)(国内で相馬港以外の港から貨物が入ること)はセメントや金属(きんぞく)製品(せいひん)があり、移出(いしゅつ)(相馬港から国内の相馬港以外の港へ貨物を出すこと)は、非金属(ひきんぞく)鉱物(こうぶつ)や重油(じゅうゆ)、砂(すな)、米(こめ)などがあります。
 市内の工場などで生産されたものが、「相馬港」をとおして貨物となって、他の港へ輸移出(ゆいしゅつ)されたり、また他の港から「相馬港」をとおして輸移入(ゆいにゅう)された貨物が製品や食料品として、私たちの家庭に入り、暮(く)らしを支(ささ)えています。   
このように「相馬港」は、私たちの生活(せいかつ)に欠かすことのできない施設(しせつ)になっています。

 

相馬港(そうまこう)の歴史(れきし)

江戸(えど)時代

「原釜港(はらがまこう)」と呼(よ)ばれ、藩租米(はんそまい)や塩(しお)の積出港(つみだしこう)として栄(さか)えました。


明治(めいじ)時代〜戦前(せんぜん)

漁港(ぎょこう)として利用されました。


戦後(せんご)〜現在(げんざい)

昭和35年に地方港湾(ちほうこうわん)の指定(してい)を受け、名前も「相馬港」と変更(へんこう)しました。昭和49年には重要(じゅうよう)港湾の指定を受け、その後、ふ頭( とう)や防波堤(ぼうはてい)などの整備(せいび)が進み(すす)現在(げんざい)の形になっています。

 

これからの相馬港

 これまで、相馬港に限らず、「港」というと貨物が積みあがっている場所というイメージがあり、憩(いこ)いの場というには程遠(ほどとお)いものがありました。
 これからの相馬港は、みなさんに親(した)しまれる港づくりを目指(めざ)していきます。例(たと)えば、
 1緑地(りょくち)などの環境(かんきょう)整備(せいび)を進める。
 2マリーナなどの海洋(かいよう)レクリェーション施設整備(しせつせいび)を進める
 3旅客船(りょかくせん)バースの整備
など。

 

 

港・海・船まめ知識

 海の上にも道がある

  広くて大きい海の上で、船はどこを通(とお)ってもいいというわけではあ りません。
  陸の上に自動や自転車が通行する道路があって交通ルールがある
ように、海の上にも道があり港則法(こうそくほう)など交通ルールがあります。この海 の道を「航路(こうろ)」(「海路(かいろ)」)といいます。
  「航路」には道路と同じように、船どうしが衝突(しょうとつ)しないように標識(ひょうしき) を設置して海上(かいじょう)交通の安全を守っています。

 

日本の船の名前には、なぜ「丸」がつくものが多いの!?

  歴史的(れきしてき)にみると10世紀( せいき)ごろ(平安(へいあん)時代)から、すでに「○○丸」と いうような船名(せんめい)はかなり使われていたようです。
語源(ごげん)として代表的(だいひょうてき)なものをご紹介します。


その1 「麿(まろ)」が転(てん)じて「丸(まる)」になったとする説(せつ)
昔(むかし)の人は自分(じぶん)のことを「麿(まろ)」といっていました。のちに、敬愛(けいあい)の意味(いみ)で他人(たにん)にもつけられるようになり、それがさらに子供(こども)や刀(かたな)など広く愛(あい)するものにもつけられるようになりました。その「麿(まろ)」がやがて「丸(まる)」に転(てん)じ、船にもつけられるようになったというものです。

その2 本丸(ほんまる)、二(に)の丸(まる)など城(しろ)の呼(よ)び名(な)の「丸(まる)」からとられたという説(せつ)
これは、船を城に見立てたところから言われたものです。

他にも諸説(しょせつ)があるようですが、はっきりしたことは分かっていません。

 


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