林業のすがた

福島県では、豊富(ほうふ)な森林をいかして木材やきのこ類を生産しています。木材やきのこ、山菜などの林業の生産額は、平成11年度で東北では第2位、全国では第7位となっています。そのなかでも、木材の生産が全体の約7割ともっとも多く、次いでキノコ、木炭の順となっています。
わたしたちの市の林業も木材やきのこ類、山菜の生産をおこなっております。市の林家戸数(山を持っている家)は462戸ありますが、林業にたずさわっている人の数は、あまり変わりはありません。また、林業だけの収入でくらしていける家は、ほとんどありません。

これからの林業

むかしのわたしたちのくらしでは、きのこ類や山菜(さんさい)など自然の食品をおおく食べたり、家や橋などに木材の利用がおおくおこなわれ、林業もさかんなときがあり、森林はきれいに手入れされ、活用されていました。
しかし、今の日本では、家や橋などつくるときには、鉄骨(てっこつ)やコンクリートなどを使用することが多くなり、また、木材を使用するにしても、外国で生産された木材を輸入して使用することが、多くなってきました。
福島県内で使っている木材を、国内で生産された木材と外国から輸入した木材にわけてくらべると、国内で生産された木材が4割、外国が6割で、外国でから輸入された木材がおおく使われています。
このようなことから、木材の値段が長いあいだ低迷(ていめい)し、林業の仕事をしている人は、ほかの仕事をするようになってきたため人手が不足となり、ほとんどの人が年配の人となってきたことから、適正な手入れや保育などがおこなわれない森林が増加し、林業は、たいへんきびしい状況になっています。
農業は農産物を生産して食料をわたしたちに供給(きょうきゅう)するという大事な役割のほかに、大雨のときに水田に水をため、下流にある町を守っています。
森林は木材やきのこの生産のほかにも、二酸化炭素を吸収し、酸素をつくったり、土砂が流れるのを防いだりしています。
このほかにも、農業・農村、森林は、わたしたちのくらしにかかわる大切なはたらきをしているので、農業や森林を守る取り組みを、みなさんではなしあったり、できることに挑戦してみてください。


Copyright(c) 2008 Soma City Office. All rights reserved.
当ホームページ上のすべての文章や画像などの無断転載・引用はご遠慮ください。
Internet Explorer 4.0 以上または Netscape Navigator 4.0 以上でご覧ください。