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放射能対策室

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平成27年度 空間放射線量メッシュ調査結果

市では、平成27年4月27日から平成27年5月1日にかけて、市内全域の放射線量率を把握するためのメッシュ調査を実施しました。結果については下記のとおりです。

平成26年に実施したメッシュ調査結果 >>

平成25年に実施したメッシュ調査結果 >>

平成24年に実施したメッシュ調査結果 >>

平成23年に実施したメッシュ調査結果 >>

測定方法

市内全域を500m四方(576地点)に区切り、地表面が土の場所とアスファルト等で舗装された場所の2箇所を、地上1mの高さで測定。

  • NaI シンチレーション式サーベイメーター(日立アロカメディカル社製 TCS-172B)

調査結果に対するコメント

相馬市健康対策専門部会委員 早野龍五(東京大学大学院理学系研究科教授)

相馬市では、これまでにH23年6月、H24年4-5月、H25年4-5月、H26年4-5月、H27年4-5月の5回にわたって市内の地上1m高さでの放射線量のメッシュ調査を行なって来ました。

最新のデータでは、土の測定点572点の平均値は0.22µSv/h、舗装の測定点472点の平均値は0.15µSv/hでした.H23の調査での平均値は、各々0.71µSv/h、0.58µSv/hでしたので、H23年調査からH27年調査の約4年間での平均低減率は、土で約69%、舗装では約74%となります。

これに対し、放射性セシウムの物理学的半減期から計算される同期間の低減率は約55%ですので、実際の放射線量はこれよりも速いペースで減っていることになります。これは、降雨等の自然環境の影響等(ウェザリング)とされ、航空機モニタリングなどでも類似の結果が得られています。

メッシュでの測定値は、同じ地区内でもばらつきが見られます。例として玉野地区の土の測定の平均値は0.57µSv/hでしたが、最小値は0.24µSv/h、最大値は1.17µSv/hと、広い範囲に分布しています。

1µSv/hを越えている地点もありますが、昨年9月から11月に行われた個人線量計(ガラスバッジ)の測定結果によると、99.9%の市民の年間推定追加線量は1mSv未満であり、必ずしも国が示す0.23µSv/hが追加被ばく線量年間1mSvに対応しないことも分かって来ました。

メッシュ調査による経時変化の可視化は、市内の放射能汚染の全体の状況を把握する上で重要であり、今後も定期的に続ける必要があります。それと併せて、個人積算線量計やホールボディーカウンター測定による個人ごとの被ばく線量(内部+外部)の把握を継続し、それに基づいて対策を行うことが重要です。

平成26年度ガラスバッジ測定の結果はこちら >>

これまでの測定結果

地表面:土

地区 23年度調査 24年度調査 25年度調査 26年度調査
平均線量
(μsv/h)
平均線量
(μsv/h)
平均線量
(μsv/h)
平均線量
(μsv/h)
中村 0.55 0.36 0.26 0.20
中村東部 0.42 0.28 0.19 0.15
大野 0.48 0.37 0.25 0.18
飯豊 0.39 0.22 0.18 0.14
八幡 0.72 0.51 0.36 0.26
山上 1.03 0.64 0.47 0.33
日立木 0.55 0.37 0.29 0.21
磯部 0.38 0.27 0.20 0.15
玉野 1.88 1.56 0.93 0.69
0.71 0.51 0.35 0.26
地区 27年度調査 H26-H27
低減率
H23-H27
低減率
測定
地点数
線量
(μsv/h)
平均
中村 28 0.10〜0.24 0.17 15% 69%
中村東部 49 0.04〜0.31 0.14 7% 67%
大野 107 0.07〜0.27 0.16 11% 67%
飯豊 53 0.05〜0.24 0.12 14% 69%
八幡 60 0.13〜0.35 0.23 12% 68%
山上 92 0.09〜0.77 0.3 9% 71%
日立木 58 0.07〜0.40 0.19 10% 65%
磯部 68 0.05〜0.29 0.12 20% 68%
玉野 57 0.24〜1.17 0.57 17% 70%
572 0.04〜1.17 0.22 15% 69%

土

地表面:舗装

地区 23年度調査 24年度調査 25年度調査 26年度調査
平均線量
(μsv/h)
平均線量
(μsv/h)
平均線量
(μsv/h)
平均線量
(μsv/h)
中村 0.41 0.26 0.18 0.13
中村東部 0.30 0.20 0.14 0.11
大野 0.38 0.27 0.17 0.12
飯豊 0.34 0.18 0.12 0.11
八幡 0.57 0.34 0.22 0.16
山上 0.74 0.41 0.29 0.20
日立木 0.46 0.27 0.20 0.16
磯部 0.28 0.19 0.14 0.11
玉野 1.70 1.00 0.60 0.46
0.58 0.35 0.23 0.17
地区 27年度調査 H26-H27
低減率
H23-H27
低減率
測定
地点数
線量
(μsv/h)
平均
中村 28 0.07〜0.18 0.12 8% 71%
中村東部 48 0.04〜0.28 0.09 18% 70%
大野 90 0.07〜0.19 0.11 8% 71%
飯豊 41 0.05〜0.24 0.11 0% 68%
八幡 51 0.08〜0.23 0.14 13% 75%
山上 62 0.07〜0.37 0.18 10% 76%
日立木 45 0.07〜0.19 0.13 19% 72%
磯部 55 0.05〜0.17 0.09 18% 68%
玉野 52 0.18〜0.94 0.37 20% 78%
472 0.04〜0.94 0.15 12% 74%

舗装

市内全体図による比較

地表面:土(PDF 121KB) >>

地表面:アスファルト・コンクリート(PDF 126KB) >>

平成27年度 500mメッシュ調査結果市内全体図

地表面:土(PDF 686KB) >>

地表面:アスファルト・コンクリート(PDF 684KB) >>

平成27年度 500mメッシュ調査結果詳細

【 相馬市全域図 】

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相馬市全域図