御仕法の足跡

御仕法とは

導入と実際のようす

中村藩の御仕法の成果

御仕法の廃止と興復社

報徳の訓え

推進した主な人々

主な史跡

関係資料・参考文献

御仕法とは

興国安民仕法概略相馬中村藩では、天明・天保のききんで農村が疲へいし、藩財政が窮ぼうしました。そこで、農村を立て直し、藩財政を再建するために、二宮尊徳の教えに基づく「興国安民法」を導入しました。
「興国安民法」は 、一般には「二宮仕法」あるいは「報徳仕法」などといわれ、相馬では「御仕法」といわれています。

御仕法は、至誠・勤労・分度・推譲を原理とします。このうち、分度とは、各自にふさわしい支出の限度を定めることです。推譲とは、将来にそなえること。また他人のために収入の一部を譲ることをいいます。つまり農民生活の安定のため、質素倹約と備荒貯蓄を目的としています。

御仕法の実施にあたっては、村民たちの投票により働き者を表彰して、お金や鎌・鍬などの農具を与えることにより、農業への意欲を高めるとともに、困窮者の救済、家の修理、新築への助成などを行ないました。さらに、堤・用水路の普請・修理も行われました。

(写真:興国安民仕法概略)