現在の展示

通史

佐藤玄々(彫刻家)

相馬駒焼(工芸)

佐藤玄々(彫刻家)

佐藤玄々展示異色な彫刻家として知られる佐藤朝山(玄々)は、明治21年(1888)相馬の仏師の家に生まれ、幼少から「ノミ」に親しんで育ちました。

明治39 年(1906)上京して山崎朝雲の門に入り、さらに大正11年(1922)フランスに留学してロダンの後継者ブールデルに師事。本格的な彫刻の基本精神と技法を習得して帰国。以後我が国の古典彫刻に新風を吹き込み、独自の作風を打ち立て、数多くの名作を残しました。

昭和36年(1961)73歳で相馬市名誉市民第一号に選ばれました。昭和38年(1963)、75歳でアトリエのある京都妙心寺の大心院で没しました。

主な展示品

○和気清麻呂像(原型)
昭和15年(1940)、皇紀2600年奉賛会が、記念行事として皇居堀端の平河門近く(現在の竹橋公園、地下鉄出口)に作ったもの。その像の原型となる作品です。

○神狗(原型)
完成品は、名古屋の熱田神宮内の日本武尊神社のご神体となりました(昭和20年(1945)5月14日名古屋大空襲で焼失)。

○麝香(じゃこう)猫(原型)
作品を見た武者小路実篤は、「パリのルーブル美術館に出しても目立つ作品だろう」と絶賛したといわれています。