相馬藩主像版木
そうまはんしゅぞうはんぎ

江戸時代末期に作られたと考えられます。
桜の板5枚を継ぎ合せ(竹針止め)たものに、藩祖相馬師常から益胤まで15人の藩主像が彫られています。
版木は、嵌め込みの藩主名札を欠失していることと、竹釘が折れて3枚に分割されている以外は目立った破損はありません。この版木から摺り上げされた画像の掛け軸が市内外で散見されており、江戸文化のようすを知るうえで貴重な資料と考えられています。
○指定の区別 市 有形文化財(工芸品)
○所有者/管理者 個人蔵
○所在地 相馬市歴史民俗資料館
○指定年月日 昭和51年3月2日