文化財ガイド

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万蔵院御正体(銅造十一面観音懸仏)

まんぞういんみしょうたい(どうぞうじゅういちめんかんのんかけほとけ)

万蔵院は、相馬氏が奥州下向のとき一緒に移ってきました。その後、相馬利胤が小高城から中村城に移るときも従い、西山に移り界蔵院と称していました。以後、西山から現在地に移り山上山白山寺万蔵院と改名しています。

御正体は、懸仏ともいわれます。鏡面に仏・菩薩像・神像などを半肉彫、または線刻したものです。神仏習合・本地垂迹思想の風潮の中で、神体としての鏡に本地仏が現れるという発想に基づき寺社などに奉納されました。特に、鎌倉・室町時代がもっとも盛んでした。

指定された御正体には、「嘉暦2年」(1327)と思われる年紀銘があり現在のところ県内の在銘がある中でもっとも古いものです。

○指定の区別 県 重要文化財(工芸品)

○所有者/管理者 万蔵院

○所在地 見学不可

○指定年月日  昭和56年3月31日