文化財ガイド

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紙本著色千葉妙見寺縁起

しほんちゃくしょくちばみょうけんじえんぎ

わが国における妙見信仰は、北極星あるいは北斗七星を祀る信仰で、平安時代中期、関東に居を構えた平姓相馬氏の同族千葉氏によって広められました。中世以降千葉・相馬一族の分布するところに、必ず妙見信仰がありました。

この縁起絵は、天文年間(1532〜1555)、下総国(千葉県)で作製され、千葉の坂尾の栄福寺にあったものを1625年(寛永2)に写したものといわれています。原本の絵巻はその後失われ、画家も不明ですが、この絵巻は、原本により近いすがたを止めており、水墨画の盛行時代に、大和絵の手法によったわが国の縁起絵巻の形態や、中世以降の妙見信仰の実体を知る資料としても重要です。

○指定の区別 県 重要文化財(絵画)

○所有者/管理者 相馬妙見歓喜寺

○所在地 見学不可

○指定年月日  昭和28年10月1日