大気汚染を防ぐために

自動車の排気ガスや工場の排煙から、大気汚染の原因物質である硫黄酸化物や窒素酸化物が放出されます。これらが紫外線などの影響により化学反応を起こして、硫酸や硝酸などに変化し、雨に混じって酸性雨となります。

酸性の強さを示す尺度としてpHが用いられています。pHが7よりも小さくなればなるほど、酸性が強いことを意味します。大気中の二酸化炭素が雨に溶け込んで酸性となるので、一般にはpHが5.6以下になった雨を酸性雨といいます。

県内の酸性雨の状況

県内では4地点(会津若松市・郡山市・いわき市・天栄村)で酸性雨の調査が行われています。平成23年度の各調査地点のpHの全降水の年間平均値は、4・86〜5・17となっています。 

酸性雨の影響

森林・樹木への影響

酸性雨やオゾンなどが複合的に作用して樹木を弱らせ、寒波や高温などをきっかけに立ち枯れが起こります。被害の代表的な例にドイツのシュバルツバルト(黒い森)があります。

土壌への影響

土壌が酸性化し、土壌中の金属を溶かし微生物を死滅させたり、樹木の根を弱らせ枯死を招きます。

人体への影響

目・鼻・のどを刺激したり、皮膚に痛みを感じる場合があります。

湖沼・河川への影響

酸性水は魚の産卵行動に影響します。またプランクトンをえさにする魚類にも影響を与えます。

建造物への影響

コンクリートの強度を弱めます。大理石の建物や彫刻、銅像を溶かしたりさびを発生させます。

わたしたちにできること

酸性雨の原因となる大気汚染原因物質の排出をできるだけ抑制することが大切です。つまり石油・石炭・天然ガスなどの化石燃料の燃焼を抑えることです。

▽低公害車や燃費の良い車を購入する。
▽自家用車の使用を控え、電車などの公共交通機関や自転車などで移動する。
▽アイドリングストップや加減速の少ない運転などのエコドライブを実践する。
▽節電や節水、ごみ減量などの省資源活動を実践する。
▽暖房の室温を20度以下に設定する。

お問い合わせ

生活環境課(電話37-2143)



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